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9月は2回も法事があった!済州島の親戚と過ごすお盆休み

5日間のお盆休みの記事も、これで3記事目です。
お盆があけてはや2週間がたちますが…

一番大きな行事があったので、自分の記録用として執筆します~♪

前回・前々回のチュソクの記事▽

韓国のお盆休み「秋夕(チュソク)」連休初日。アパートの大家さんと過ごす夜

済州島のレジャー地「ハンラ樹木園」でハイキング~ナイトマーケットも。

 

朝から親戚と過ごす日。一緒に過ごせることが貴重で大切。

5日間のお盆休みのうち、一番メインの日は3日目の「秋夕(チュソク)」と言われる日です。
韓国の人は、この日のために、前日からご先祖様へお供えする食事をたくさん作るそうです。

わたしの実家でも、韓国式の法事を取り入れていたので、法事があるたびに前日から用意して、大変だった記憶が…(^^;)

そんなチュソク。今年は、済州島にいる親戚と一緒に過ごします。

前もって、親戚のオモニやお姉さんたちが用意してくれたご料理を、朝からご先祖様にお供えをします。
そして親戚みんな揃ったら、ご先祖様の前でお辞儀を3回する、儀式?のようなものをおこないます。

子供たちも、なにがなんだかわかっていないながらも、がんばってお手伝いしている姿が可愛い*

それが終わったら、お供えしていた料理を、みんなでたべます。(わたしはこの時間がすきです)そのあと、夜までまたゆっくり一緒に過ごします。

 

ちなみに…
済州島に住む親戚は、母方の親戚なんですが、

韓国に住む親戚と8年ぶりに再会した日

この記事でも書いたのですが、正直、いままで済州島にいる親戚との関係性、家族関係図?のようなもののことを、あまり理解していなかったんです。

なんとな~く、確かおじいちゃんの兄弟の… ん~と… というかんじ…。

それが、こんな風に、家系図を広げながらたくさん教えてもらい、ようやくしっかり理解することができました。

この写真左下のおじさんは、わたしの母のいとこ。右のお兄さん二人はその息子さんだから、わたしのハトコになります。ハトコたちも、よくわかっていなかったみたい。

 

この図でもあるように、わたしの母方の祖父は5人兄弟だったのですが、長男は済州島で生まれ、赤ちゃんのときにその両親である、わたしにとっての、ひいじいちゃん・ひいばあちゃんが、長男を残し仕事を見つけるために日本に移り住んだ。

その時、赤ちゃんだった長男は誰が面倒をみたのか?それは、わたしにとっての ひいひいじいちゃんと、ひいひいばあちゃんだったそう。

 

そのあと日本で、あとの兄妹4人が生まれ。そのうちの一人がわたしの祖父だったようです。

そのあと、済州島で育った長男は結婚し、この写真の左下のおじさんが生まれました。一人っ子のおじさん。
でもおじさんが小さいときに、戦争で亡くなったんだとか。

 

だから、5人のうち長男だけ、離れて住む兄妹とさいごまで関わることができなかったそうです。
わたしの祖父も30年前に亡くなり、その他の兄妹も今はもう天国にいますが、

チェジュに唯一いたこのおじさんが、日本に住む親戚とつながってくれたおかげで、
こうやって今わたしたちは、接点をもつことができています。

いつ間にか、ハトコのお兄さん・お姉さんにも子供がたくさんでき、済州島で残ったおじさんがこんなに素敵な家族を築いたことに、なんかじーんときます。

こんな風に、おうちでカラオケをしたり。😂

 

お兄さんたちとマッコリを飲んだり。

言葉が通じないもどかしさは少し感じるものの、一緒に過ごせる時間が貴重でほんと大切だなぁ…と、しみじみ思いました。

 

夜になったら、ハトコのお姉さん家族も合流し、その旦那さんまでもが、「日本にいるファヘの家族との家系図知りたい」と言ってくれて、またみんなでレクチャーが始まりました。(笑)

お酒もどんどん進みます。

法事は、ご先祖様をお迎えしてごはんをお供えする。いうのがありますが、それと同時に、一緒にごはんを分け合って食べる。という意味もありますよね。それの意味合いもあってか、

法事が終わると残ったものをみんなで分けっこして持ち帰ります。そのために多く作ってるんかな~
日本にいたときもそうでしたが、必ずします。(日本の法事も同じなのかな?)

これがね~わたし大好きなんですよね~法事ごはん。
チャプチェだったり、タイの塩焼きだったり、牛肉や豚肉に下味をつけて焼いたものだったり。
ナムルだったり。フルーツやお餅もいっぱいです。

袋にいっぱい持たせてくれて、

結局この日は、家に着いたのは22時くらいだったかな~?

朝から晩まで、あっと言う間の、充実した1日でした…*

その2週間後もまた法事!?

そうなんです。韓国は、法事の回数がとっても多い!!!!!!!!!!!!

お盆が終わったな~と思ったらまたすぐにおじさんから電話がかかってきて、「明日法事やから家にきてね。」と😲

家にいったら、デジャブ!???

お盆休みと全く同じ風景がありました。(笑)

チャプチェまたいっぱい作ってる!!!!!!!

この日は、長男爺さんの、亡くなった日。(おじさんのお父さんです)

もちろん家族によってそれぞれの法事なので、平日になるときもあるようですが、今回はたまたま土曜日でした。
今回は前日ではなく、当日のお昼から準備。

なぜなら、朝にお供えをするお盆とは違って、今回は夜です。「夜中24時にご先祖様がごはんを食べに下りてくるんだよ~そのために、夜にお供えするんだよ~」と教えてくれました。

夕方、子供たちは家じゅうの掃除をして、その時間を待ちます。(子供たちがとにかく可愛い😂)

そして夜がきて、お供えと、お辞儀の儀式のあとは、また同じくみんな揃ってごはんを食べます。

子供たちもちょ~っとづつ、なついてくれている…♡

自分のルーツを知るということ

済州島にくる目的だったのは、もちろん語学を学びたいというのもありましたが、自分のルーツを知りたい。見たい。という願望も大きくありました。

済州島に来てから、こうやって親戚のおかげもあって、韓国の文化にしっかり触れることができ、改めて自分のルーツを知ることができ、すごく有意義で嬉しいです。

これからもできるだけ、いろんな場所に行ったり、歴史を知ったり、親戚と交流を続けたいな~って思っています。